地元の映画館で、たまにいい映画がやっていて
たまたま目について
これは観に行かなくちゃだめなやつだと急遽
石井裕也監督「生きちゃった」
観てきました
すごかった
観終わったあと、映画館のトイレからしばらく出られませんでした。
この感覚は10年以上前に観た橋口監督の「ぐるりのこと。」以来でしょうか。
主役の厚久は悪いこともせず毎日毎日をまっとうに暮らしている
ただ、思ってることを押し殺しているだけ
それなのに、周りの大切な人たちはどんどん不幸になっていく
一つ間違えると
コロコロと坂道をころげおちるとはこういうことを言うのでしょうか
厚久のお兄さん。。。ほんと切なかった
殺された彼も悪い人じゃなかった
どこで間違ったんだ
結婚したことか
学生時代か
どこまで戻れば幸せになったんだ?
観終わったあとが苦しくて苦しくて
三人の演技が恐ろしいくらいプロだったので
参ってしまいました。