歳を取るということ

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ザ・ノンフィクションで

ぼけますから、よろしくお願いします。のその後というのを観た

映像作家の娘が自分の父と母を撮ったドキュメンタリーなのだが

ものすごくよかった

リアルなのだ 現実なのだ

ザ・現実

ごく普通のお父さんとお母さんなのだけれど

お年寄りってどうしてこんなにかわいいのだろうか

うちの父も85になるが(全然かわいくない)

10年前に夫婦げんかの絶えない母を看取って

ますます元気 シャキシャキ歩き

昼間は囲碁に行き、そのまま飲み屋で呑んで夜遅く帰ってくる

遊び歩かなくなった父を想像できない

 

このご夫婦をみて涙が止まらなかった

連れ添うっていいなと

私には行けない世界

自分は独りで年を取るようだから

こんな思いやり支えあえる関係が素直にうらやましいと思った

そして身体がどんどん動かなくなっていく

歳だからしかたないけれど

それでも、このお父さんはお母さんのために

一生懸命「生活」をするのだ

いいなあ 

身体がうごけなくて、頭もぼけてきて

いろんなものがなくなって大事なものが残るのだろうな

なんだかわからないけど、わんわん泣いた

そのあと、青年の主張をNHKでやっていて

これまたすばらしくよくて

青年たちの言葉がまっすぐで美しく

これも泣かずしてみれない

今日はテレビ三昧だったけど

たくさん泣かされた

そう長くない残りの人生どう生きようか