世界ネコ歩き * 映画

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岩合光昭の世界ネコ歩き」観てきました

ちょっと癒されようと思って気楽な気持ちで行ったので

油断してました。

めちゃめちゃよかったです。

前回の1作目もすごいよかったのですが、

今回は人生観をぐわんぐわんされたような感動

たくさん泣いてしまいました。

今回はちょっと感想長くなります。

 

まずは北海道の牧場で暮らす猫たち

母猫たちは共同で助け合いながら子猫たちを育てます。

牛の乳、飲み放題ですよ!

牛たちが牛柄のねこと仲良くしてるわけです

もうそれだけでかわいい

映画館でこのポストカードもらえました ↓

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猫たちの社会には厳しい縄張りがあり

ボス母ネコ(ヒメ)が縄張りを守るわけです。

その母猫にくっついている息子猫(カーショ)

3歳にもなるのに母が見当たらないとにゃーにゃー鳴いて探して回ります。

足の太さといい、甘えん坊なところといい

うちのチビにそっくりです

チビの母は美しい猫で顔も小さく美しいサビ柄で

体系もすらっとしていてオス猫たちは放っておかないでしょう。

どっしりむっちりのチビには全然似ていません。

チビのお母さんはチビたちがある程度大きくなると

うちの父に子どもたちを託し縄張りを譲り、去っていきました。

優しくてけなげな、かっこいいメス猫でした。

話がずれましたが

映画のカーショもいよいよ独り立ち

ヒメ母さんとお別れ。。。

と思いきや 最後しっかり戻ってきます^^

そこで岩合さんの声が、、、

いろんな猫がいるんだから君はそのままでいいんだよって

もうほんと優しい声で言ってくれるのですよ(泣)

そしてもうひとつ

ミャンマーで暮らす猫家族

またこれがほんとにすばらしい

猫を飼うとかじゃなくて

人間家族と猫家族が共同で暮らす感じ

ミャンマーの家族の家は水の上

朝起きるのも猫と一緒、顔洗うのも猫と一緒、漁にも猫をつれて出かけ

人と猫がやることが同じなのです。

猫家族の父と母は子猫たちに泳ぎを教えます。

父猫が母子と暮らしを共にするのはすごく珍しいそうです。

この父猫(エーワー)はここで暮らす少年と絆が深く

お互いがなくてはならないものであり、お互いがわかりあえている

きれいな水の上で、家族一緒に魚を捕りながら仲良くのんびり暮らす。

ああこれが天国か

天国が現実にこの世にあったんだという衝撃

死んでからいくところじゃなくて

いまここに天国で暮らす人と猫がいる

日本は生まれて気がついた時にはもう競争が始まっています。

良い点数を取った人が一番、何をしても人と比べられます。

ずっと競い合うのです。

よく考えても恐ろしいことです

日本の自殺者は世界でもトップの方です。

天国から遠いところで暮らしているわけです

何をどうしたら変えられるのか

考えてみようと思います。

この映画を観ることができてよかった。

猫はいろんなことを教えてくれますね。

岩合さんありがとう

どうかすべての人にこの映画を観てほしいと思いました。

 

のんきな顔をして眠るチビです。

君はシアワセかい?

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